INTERVIEW

会長インタビュー

発展期

交流と成長とこれからの課題
北澤 哲也(きたざわ・てつや)

令和元年度会長・10代目
青葉社会保険労務士事務所 所長

佐藤 信行(さとう・のぶゆき)

平成30年度会長・9代目
(株)七丈設計 代表取締役

山﨑 裕広(やまざき・やすひろ)

平成29年度会長・8代目
静岡シェル石油販売(株)
営業本部長

杉山 博紀(すぎやま・ひろき)

平成28年度会長・7代目
(株)杉山保険事務所
代表取締役

インタビュアー:

平成26年度の商工会議所青年部全国サッカー大会静岡大会から、27年度に静岡県連会長を輩出したこと、そして令和元年の第39回全国大会ふじのくに静岡ぬまづ大会の主管の一員として、また静岡分科会の設営・運営を通じて、静岡市外との交流に目を向けようとする変化がありました。実際、令和2年度には、過去最高人数の出向者を出すことになりました。こういった対外交流によって得られるメリットとは何でしょうか?

佐藤:

まずは、人脈が出来たことかな。全国のどこに行ってもだれかと繋がっていられる人脈、絆ができたよ。交流が生まれることにより学ぶことも増えるし。他単会でどんなことしているのか、会の在り方・やり方を外から取り入れることができるから、静岡YEGの発展・成長へと繋がっていくよね。

山﨑:

出向者が増えたのは、会員数が増えたから、ってこともある。今まで、県外へ出かけたい人が出向していたイメージもあるからね。

杉山:

平成26年度に会員増強をしたんだけど、初めは具体的な数値目標がなかったから、じゃあ200人で、ということで「チャレンジ200」を掲げることになったんだよ。
合併後の3年程は大変だったけど、この頃には、一体感が出てきたなぁ、という印象だね。

会員数が増えたからこそ見えてきた課題とは?

山﨑:

会員数が増えてくる中で課題も見えてきた。参加する人、欠席する人がはっきり分かれてしまって、全体の参加率が悪くなってしまった。参加しない人や出来ない人がどうしたら来てもらえるか、ということを工夫したね。運動会をやったり、家族例会をやったり。

杉山:

自分が会長をやった時は、とにかく楽しくしなきゃ意味がない、って考えてたよ。やっている意味がないと…。だからこそ、「楽しもうYEG」というスローガンにしてさ。

山﨑:

俺は、静岡YEGとしての団結力を出したかったし、一体感になるイメージを自分の色でみんなに伝えたかった。それが「ONE SHIP(ワンシップ)」。みんなで同じ目標に向かって、一つの船に乗っていこうということだった。

杉山:

楽しければ参加率も上がる。同好会へ行くのも委員会に行くのもどれか一つでも楽しいと思うものを見つけてくださいと伝えて、そういう参加の仕方でもいいんだという一体感が生まれるよう試行錯誤していたから、次年度が山崎会長で良かったなぁ、と思うよ。

佐藤:

どうしたら一体感が生まれるんだろう、といった試行錯誤をしながらの活動をする中で、徐々に団結力が出来てきたかなぁ。交流も増えたし、会全体が明るくなってきたよね。

インタビュアー:

令和元年度には、全国大会ふじのくに静岡ぬまづ大会という大きなミッションがある一方で「いざ同志!」という言葉がスローガンに入っています。まさに静岡YEG内部の一体感を意識した言葉だと思いますが、どういった想いがあったんでしょう?

北澤:

ぬまづ大会も何年も準備に時間をかけてきたからこそ、やることができる事業でした。静岡YEGも同じよう未来に継承していくことで、生まれるチカラがあると思っています。私が掲げた「いざ同志!」には、次年度以降にも引き継いでいけるように想いを込めた言葉であり、これからの10年に向かって同志になりましょう、とそんな願いを込めました。委員会でも、例会でも、その内容のことだけではなくて、役割一つ一つのことを尊重してあげることで、静岡YEGが同志になれるんじゃないかなぁ、と思っています。

これからの静岡YEG課題は何か・・・?

山﨑:

静岡YEGとして継承して続けなければならない事業と会長職の立場から新しいことを取り入れたいという使命感がある中で、静岡YEGがもっと静岡市民へアピールすることができる事業をやっていかなければならいないね。広報PRのチカラがまだまだ弱いと感じている。やる企画や事業の内容はなんでもよくて、しっかりと広報をすることに意味がある。そこで少しでも記憶に残ることがすごく大事なんだと思う。

佐藤:

清水みなと屋台まつりの事業以降、静岡YEGのコアとなるものがないのことも課題かなぁ。やめる決断をしたのは僕の年度なんだけど…

山﨑:

屋台まつりの中止はよく決断してくれたよね。それに代わるものをこれから先考えて、長く続けて行く継続事業的なものが、静岡YEGの柱になるようにすることが、課題だと思うし、楽しみの一つだね。

杉山:

対外的にも何か大きな事業をやりたいという気持ちもあるし、単会内での交流をもっと増やしたいという気持ちもある。楽しいからこそ人は集まるし、それが例会や事業の盛り上がりに繋がっていくと思う。

佐藤:

継続すればいいってものでもなくて、きちんと市民の人に渡せるような事業を創っていくことも大事だと思う。

山﨑:

そうだね。だからこそ、きちんとPRをすることが重要。

杉山:

自分が楽しいと思えることを事業に変換して考えていけると、自分自身がYEGを楽しいと思えるだろうし、その楽しさを周りの人にも伝えられるんだと思うよ。

北澤:

そうですね。そういう楽しさを共有して共感できるからこそ、同じ志を持った同志になれると思うし、静岡YEGの中だけではなく、市民の人たちにも伝えていかなければいけないですね。

本日は、お話しいただきましてありがとうございました。
文責:10周年事業推進委員会

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